ベリッシマでのエピソードには事欠きません。釜山では下船許可が出たのが夕方5時過ぎ。下船しなくてもいいよね、と晩御飯を食べに行き(フルコースだからたっぷり2時間は掛かる)ガラガラの船内あちこちで写真を撮り、部屋に戻ったのが9時過ぎ。その時突然娘が「外に出て船の写真を撮りたい!」と言い出し、仕方なく孫も連れて下船口に行ってみたけど帰って来るお客さんでごった返していてとても外に出ることができる状況ではありませんでした。
仕方なく部屋に戻りバトラーさんに電話で事情を話すと部屋まで来てくれて下船口から一緒に外に連れて行ってくれて船をバックに写真も撮ってくれました。もう感謝、感謝でした。私が「色々迷惑かけてごめんなさい」と言うと、バトラーさんは真顔で「謝らないで下さい。お客様のために働くのが我々の仕事ですから謝らないで下さい」と言われ「我儘言ってもいいのね」と思った次第です。
食事の話に戻りますが、メニューは、ほとんど写真付きで英語と日本語で書かれていて番号もふってあるので頼むのは簡単です。デザートは全体的に甘め。でも味はどれもとてもおいしかったです。コーンスープはとても美味しくて孫は毎回頼んでいました。でも、量が多くて私はそれだけでお腹が一杯になってしまうので、いつも「ハーフポーション」で頼んでいました。「ハーフポーション」と言えば半分の量にしてもらえます。(出来ない物もありましたが)イタリアンのフルコースなのでパスタ系の料理が多いです。でも船の中で打っている生パスタなので、すごくおいしかったです。
私は若い時に貿易の仕事をしていて国際電話がじゃんじゃん掛かってくる部署にいたので錆びついてはいるものの英語は何とかなります。フランス語も8年前までベルギー人の先生に個人レッスンを受けていて、その先生から未だにメールで近況報告が来るため、フランス語で返信しないといけません。そのためフランス語は話すより書くほうが得意です。
今回ベリッシマで余りにいい思い出が沢山できたので船長さん宛にフランス語で手紙を書いて日本人のスタッフの方に手渡して来ました。私の思いが伝わったらいいなと思います。
今日、ベリッシマからメールで「アンケートのお願い」が来ていたので返信しておきました。素敵な思い出ばかりで幸せなクルーズ旅でした。