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TRAVEL NOTES
クルーズ旅行記
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クルーズで好きな食事を

2022.04.13
クルーズエッセイ

グルメが楽しめる、というのがクルーズの醍醐味です。でもそれは美味しい物が食べられる、というだけではありません。食べたい時に、好きなところで、違った種類のお料理を、ひとり又はお仲間たちと楽しめるという選択肢がクルーズにはあるのです。今回は食事を満喫するためのヒントを集めました。

いつ、どこで、何を?

ホテルや旅館に泊まりますと朝食会場やお部屋食など、お知らせがあるものです。多くはあまり選択の余地がありませんね。ところがクルーズでは違います。お部屋食≒ルームサービス(客船によっては有料)や、お好きなものを選ぶブッフェ、メインのダイニングルームなどから選ぶことができます。

ランチはどうでしょか。メインダイニングのほか屋外デッキでハンバーガーやホットドック、本格的な窯で焼くピザやスープ専用バー、サラダやチーズだけの「おつまみ風カフェ」、さっぱり系麵物など客船によって、多彩なメニューが用意されています。

乗船したら、これらを少しずつでも堪能しない手はありませんよね?クルーズは「食べ放題」な感じですが、いくら健康でも限界があるというものです。さて、どうやって賢く食べましょうか。

朝は「王様」のように?

オイローパ2:屋外のブッフェ(屋内もあり)
オイローパ2:屋外のブッフェ(屋内もあり) 写真:吉田あやこ

王様になった気分で栄養たっぷりの朝食を、などはよく聞く言葉です。もちろん食欲がない時は別ですが、こんなチョイスはいかがでしょうか。

ブッフェ

屋外の新鮮な空気を楽しんだり、天気や気温をチェックしながら、ジュースやヨーグルト、フルーツなどでお目覚め食を。寄港地でツアー参加のときなど、短時間で済ませたい時に便利です。

ルームサービス

日本船なら旅館ふうの和定食、外国船ならハム&チーズなど冷菜が中心の朝食や、ラグジュアリー船ならベーコン&エッグの温かい物も。バルコニー付きの客室で海を見ながらクルーズらしい朝も過ごせます。記念日にはシャンペン付の朝食(有料の場合も)もお薦めです。

メインダイニング

焼きたてパンや卵料理などをメニューから選ぶのは高級ホテルに宿泊した気分。時間がたっぷりある終日航海日などに。有名なのは「ブッフェ」からハシゴして来ること。これも船旅ならではの楽しみです。

軽食やスイーツ

食間やスナックタイムは船内新聞を確認します。コーヒーやクッキー、午後のアフタヌーン・ティーも。小腹が空いている時やランチの代用にバーガーや本日のピザを食べる日があっても良いでしょう。大人はあまりファーストフードを食べないものですが船旅は非日常の世界ですから羽目をはずしても?

特に外国船ではスイーツのオンパレードですね。でも全部いただく必要はないのです。甘いので少しだけ味見しましょう。仲間と分け合って一個でも。チーズケーキやフルーツタルト、日本船のどら焼きなどが人気です。

ランチとディナー

MSCベリッシマ:ヨットクラブ専用レストラン  (上級キャビンのみアクセス可)
MSCベリッシマ:ヨットクラブ専用レストラン(上級キャビンのみアクセス可) 写真:吉田あやこ

お食事処は、主に以下が考えられます。

  • メインダイニング
  • スペシャリティ・レストラン(有料もあり)
  • ルームサービス

 

メインダイニング

乗船日と下船前日はウエイターさんたちに挨拶する意味でも行くとよいでしょう。

たとえ自由席でも、その船の雰囲気をつかむのに役立ちます。メニューから注文する方式で、ホテルのようなテーブルサービスが魅力。時間がたっぷりある時やフォーマルな気分の日に。

スペシャリティ・レストラン

ステーキやイタリアン、フレンチ、和食など。記念日などの特別な時にはグルメ料理でお祝いしましょう。

ルームサービス

寄港地ツアーで疲れた時、食欲がなくスープだけで良い時、サラダで済ませたい時などは便利。ディナーの場合はメインダイニングのメニュー確認をしてからご注文を。見逃せない豪華なメニューだったら、ルームサービスは延期すべきです。

コース料理に強くなる

ツアーで旅行に行くと、ほとんどセットメニューが出てくるので選ぶ必要はなく、とてもラクです。クルーズはメニューから自由に選べますが、毎日となると苦痛になるかもしれません。前菜、スープ、サラダ、パスタ、主菜、デザート、コーヒーなど。特に外国船は選択肢が多くて、嬉しい悩みですね。メニュー選びを簡単にする方法を考えてみます。

全コース頼まなくてもいい

軽く3コースでもいいのです。前菜、主菜、デザートといった具合に。スープ、サラダ、主菜(魚)と決めている方も、いらっしゃいました。メニューは日替わりですが、食材が違いますからパターンを決めてしまえばラクチンですね。

たまにはセットメニューを選ぶ

シェフのお薦めやスパメニュー(低カロリー)があるものです。多い時は半分のハーフポーションをお願いしましょう。一皿をとって仲間とシェアするのも、マナー違反かもしれませんが楽しいもの。

好きなものなら「増量」

QEのスペシャリティ・レストラン(ステーキハウス)
QEのスペシャリティ・レストラン(ステーキハウス) 写真:吉田あやこ

たとえば牛肉のカルパッチョで、サラダを2倍量頼むのも客船によって可能です。お肉が好きな欧米人はメインダイニングでステーキを追加したりするのを見かけます。主菜の付け合わせにブロッコリーが載っていたら、私はいつも「ダブル(2倍量)で」と頼みのが常です。

体調に合わせてメニューを選ぶ

食べ過ぎ、船酔い、風邪気味などペコペコになるほど食欲が湧かないときが、誰にでもあるものです。体が求めるメニューを船内で探してみましょう。

オートミールやスライスレモンのお湯割り、バルサミコ酢の湯割りなど。ブッフェでもダイニングルームでも入手できます。冷たいものならスムージーもいいですね。

日中

ルームサービスにたいていあるのがコンソメ風スープです。こってり系がよければコーンスープなども。具が無いほうが胃腸も休めます。食欲が出てきたら、ダイニングルームで蒸し野菜を頼みましょう。オリーブ油などでさっぱりと。

白身魚のグリルやソテーがお薦めです。蒸し野菜とご飯やパン、ポテトを少し添えて。お肉が食べたくなったら、挽肉は消化しやすいのでバーガーなどがよいでしょう。食後にカモミール茶やホットの豆乳などを頼めばぐっすり眠れるでしょう。

執筆者 | 吉田あやこ
クイーンエリザベス2世号と初代飛鳥元クルー、現職はクルーズアンバサダー。
クルーズバケーション社のコーディネーターを経て現職。英国在住30年。
クルーズガイド取材アシスタントなどを含め、世界の客船約100隻に35年の乗船経験あり。
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