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TRAVEL NOTES
クルーズ旅行記
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アラスカ列車の旅を楽しもう

2022.07.13
クルーズエッセイ

広いアラスカを廻る最強ツアー

アラスカクルーズはアラスカを見て回るには最も快適で効率の良い方法だと思います。そこにもう一つ、アメリカ唯一の州立鉄道であるアラスカ鉄道を利用し内陸部を列車で廻るコースがありますが、これを組み合わせると広いアラスカを廻る最強のツアーができあがります。北米では大人気のコースで毎年早くから予約が埋まりだします。

多くのクルーズ会社が行っていますが、中でもプリンセス・クルーズとホランド・アメリカラインの2社はアラスカに強く、自社でツアー会社や展望列車も持っている老舗です。

「アラスカ列車の旅とクルーズ」はバンクーバー~セワード間の1週間クルーズの前後にアラスカ鉄道に連結したガラスドーム型の車両から美しいアラスカの景色を楽しみます。レストラン車両も兼ね備えているので、アラスカならではのサーモンチャウダーやトナカイのソーセージ、ブルーベリーソースたっぷりのパンケーキなどのグルメも楽しめます。

多くのコースが用意されていますがアンカレッジ~デナリ~フェアバンクスもしくはフェアバンクスからの反対廻りが定番の人気コースです。

列車に乗りデナリへ

アンカレッジから列車に乗りデナリに向かいます。

北米大陸最高峰の山「デナリ山」 現在の標高は6190メートルとされています。以前は「マッキンリー山」と呼ばれていたので、そちらの名前で覚えていらっしゃる方も多いと思います。2015年に先住民たちの呼び名を元に正式に名称が「デナリ山」と変更されました。

多くの日本人も登頂に挑んでいます。19708月に登山家の植村直己さんが単独初登頂を成し遂げました。しかしその後1984年に冬山単独初登頂に挑戦し、登頂は成功したものの下山途中に遭難し消息不明となってしまいました。最近では20156月に日本テレビの番組で、イモトアヤコさんと撮影隊が登頂に成功しています。

このデナリ山を含む広大な国立公園が「デナリ国立公園」で2,458,500haの広さを持つ北米最大の国立公園です。日本最大の国立公園は北海道の大雪山国立公園でその広さは226,764ha、東京都の広さは219,403haと比較すると如何に広いかお判りいただけると思います。

更にですが、デナリ国立公園の南側に隣接して「デナリ州立公園」があり、こちらの広さも129,700haあります。この二つの公園内には保護区が指定されており、デナリ山を中心に多くの野生動物が生息し自然の景観が保存されています。

お勧めはツンドラ&ウィルダネスツアー

デナリでは公園内のロッジに泊まり、デナリ国立公園内をバスで廻るツアーに参加します。お勧めはツンドラ&ウィルダネスツアー。公園奥のストーニーヒルまで行く7時間程度のツアーです。このストーニーヒルまで行くと、天気の良い日は眼前に雄大なデナリ山を見る事ができます。

また途中グリズリー、ムース、カリーブー、ドールシープ、ホッキョクジリスなどの野生動物をみかけるチャンスもあり、望遠鏡を持っているととても役に立ちます。

ツアー中、野生動物を見つけた人は大声で時計の何時方向に○○○発見と知らせます。ほとんどの場合ドライバー兼ガイドの人が見つけてくれますが、そうなるとバス中でカメラやスマホを持って大撮影会となります。

公園内は指定の場所以外は下車が認められていません。動物を見つけたとしても下車は認められず、バスの中からの見学となります。たまたまバスを下車し、休憩中にホッキョクジリスが目の前を走ってきたとしても追いかける事は認められていません。

レストランもありませんのでツアーにはスナックボックスが付いていて、各自バスの中で食事をすませます。舗装されていない道路を走るところもありバスも快適な高級バスではありませんが同じ目的を持った乗客同士和気あいあいとし、国際交流を楽しみながらツアーは進みます。

もう一つの定番ツアー、ナチュラルヒストリーツアーもありますが、こちらは3-4時間程度のツアーなので公園の奥までは行きません。その為、みられる動物も先のツアーより限られています。ストーニーヒルも行程に入っていませんので短時間で公園内の景観を眺めたい方にはお勧めします。

デナリからフェアバンクスへ

そして列車でデナリからフェアバンクスに向かいます。

フェアバンクスはアンカレッジに次ぐアラスカ第2番目の都市です。といっても人口約3万人、ゴールドラッシュ時代は砂金を求め多くのゴールドラッシャーが生活していましたが、現在はどちらかというと牧歌的で自然に囲まれた田舎町といった雰囲気です。

冬のオーロラツアーが有名ですが、春から秋にかけても人気が高く、郊外にアメリカでは珍しい温泉もあります。氷の大聖堂 アイスミュージアム、外輪船クルーズ、トナカイや犬ぞり体験など観光もバラエティーに富んでいます。

特に外輪船クルーズはチェナ川から本流のタナナ川沿いに町を横断し、途中アサバスカンの村、犬ぞり犬舎、フィッシュキャンプなどを見学。5時間程度でフェアバンクスを一巡できてお勧めです。

 

フェアバンクスは天気の良い事でも知られています。その為冬でなくとも日が短くなればオーロラをみるチャンスは十分あります。ホテル宿泊時は、モーニングコールならぬオーロラコールというのがあり、オーロラが出現すると電話で起こしてくれます。

私は秋のフェアバンクスに何度か行っていますが、空が晴れている夜には毎回オーロラを眺める事が出来ました。人生初のオーロラもフォエバンクスでした。

列車のツアーはクルーズ前と後、どちらに行くのがお勧め

「列車のツアーはクルーズ前と後、どちらに行うのがお勧めですか。」という質問を受ける事があります。

先に列車でアラスカを廻り後半はクルーズに乗り前半の旅の疲れをクルーズでのんびり癒す。もしくは1週間のクルーズの後にデナリ、フェアバンクスを廻り変化にとんだエンディングにつなげる。お好みですがいずれもそれぞれの良さがありますので決めがたいですね。

スワードからアンカレッジ迄列車を楽しむことも

列車の旅はしてみたいものの時間的に余裕がない場合。アンカレッジから港のあるスワードまで列車で移動する事を是非お勧めします。反対に下船後スワードからアンカレッジまでを列車に乗るという事ももちろん可能です。同じ行程をバスで移動するほうが短時間で済みますが、海岸線に沿ってのんびり列車に揺られて行くのも楽しいものです。

アラスカの内陸部を列車で廻る。車窓からは手つかずの自然が絶えることなく続きます。草原であったり、切り立つ崖の脇であったり、山や渓谷の中を走ります。それは一万年前の景色の中を走っているのではないかという錯覚にさえ陥ります。クルーズ船からの景色とはまた一味違った魅力を感じていただけると事と思います。

星野道夫さんはじめ多くの写真家を魅了してきた、変わらぬ自然の美しさを是非皆さんにも体験していただきたいと思います。

執筆者 | 前村 あけみ
学生時代、日本の旅行会社によりチャーター運航されたYAO HUA(耀華号)に姉にお金を借りて乗船しクルーズの楽しさを知りビックリ!世の中にはこんな楽しい世界があるという事を知る。その後、その船にスタッフとして乗船勤務した後、株式会社クルーズ・バケーションに入社。プリンセス・クルーズ、キュナード・ライン、リージェント・セブンシーズ・クルーズ、P&O クルーズ、オリエント・ライン等の多くの船会社の販売に携わる。 又プリンセス・クルーズのアラスカのシーズン中にはクルーズ・コーディネーターとして乗船。 14年勤務の後フリーランスとしてプリンセスクルーズ、キュナード・ライン、セレブリティ・クルーズ、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、ノルウェージャン・クルーズ等日本に紹介されている多くの客船にコーディネーターとして乗船。
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