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TRAVEL NOTES
クルーズ旅行記
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クルーズで「充電」する方法

2022.07.20
クルーズエッセイ

クルーズをどのように選ぶか、人によって異なります。休みが取れる時に、行きたい航路や寄港地がある、話題の船へ、格安だから、などなど。たまには楽しみを絞って客船を選択したらどうでしょう。

ここ数年は生活に規制が多く、皆さん大変でしたね。リフレッシュ、充電する意味でクルーズを選ぶことにしたら?3つの例を挙げて、ご提案してみます。

ザッツ・エンターテイメント

日替わりのショー 写真:吉田あやこ

この写真は米南部ミシシッピ川クルーズで撮影したものです。小さなリバー船でしたが毎夜ショータイムが素晴らしく、ディナーを早めに切り上げて良い席を確保に行く方もいらっしゃいました。

どの客船でも、エンターテイメントは見ごたえのあるものばかり。ブロードウエイ風のミュージカルショーや弦楽四重奏のコンサートなど、非日常の世界が船内で味わえるのです。気分をアゲて、心を充電するのにピッタリだと思いませんか。具体的にどんなクルーズがあるでしょうか。

日本船

落語や歌舞伎、相撲、人気歌手のショーなど

ディズニークルーズなど

ミッキーなどのキャラクターが船内に現れたり、 船上限定のショーなども

大型客船

ミュージカルショー、水上アクアショー、アイススケートショーなど

エンターテイメントによっては、季節限定や一本限りのクルーズもありますから調べましょう。

スパ三昧で体を癒す

無料で利用できる船が理想 写真:吉田あやこ

次は体を癒すスパのお話です。通常スパといえば、サウナ、プール、マッサージやフェイス等の施術、ヘアサロンをまとめて表現しています。乗船した自分への「ご褒美」として美顔術を受ける女性や、退職記念に初めて全身マッサージを受ける男性も。

全てが有料というわけではありません。写真のような立派なスパ施設が、何度でも無料で使える客船もあるのです。写真はバイキング・スター号(約4万8千トン、乗客定員930人)のスパ。

広々したプール周りには岩盤浴のチェアがあり、左奥に体を冷やす氷室(アイスルーム)もあります。プールそばのボタンを押せば、強い波が起こるので狭くても本格的に泳げます。また男女別々に本格的な北欧式のスチーム&ドライサウナがあるのは、ノルウェーの船社だからです。

日本でも、コロナ禍でサウナが人気急上昇したといいます。サ道やサ活(サウナ活動)という言葉も誕生し、国内でも日帰りサウナやサウナ併設の温泉も盛況とか。クルーズなら簡単に利用できますから、体験する良いチャンス。私も乗船したら毎日通って体と心が「ととのう」のを楽しんでいます。

サウナ人口の多いドイツ船では無料が基本です。代表的なドイツ系クルーズラインは以下に挙げてみました。

  • ハパグロイド・クルーズ(オイローパ2など)
  • トウーイ・クルーズ(マインシフ6など)
  • アイーダ・クルーズ(アイーダ・コズマなど)

船上で学べば脳活にも

船上の料理教室 写真:吉田あやこ

最後に挙げたいのは、船上での「学び」です。リラックスするために乗船するのに、勉強?と思われるかもしれません。しかしクルーズでは他の乗客と一緒に楽しみながら学ぶ、ということなのです。

写真は英国のP&Oクルーズ社ブリタニア号で参加した時のもの。参加費は約6千円で、イカ墨スパゲティと、ウイーン風カツレツを作りました。20人ほど参加して、ワイワイとおしゃべりしながら作り、近くの大きなテーブルで試食会も。

先生について学ぶのは学生時代に戻った気分になり、新鮮で貴重な体験でした。コストとか味とかではなく、思い出づくりをしたということですね。

客船の中には、生涯学習レベルの高度な講義やハイテク施設を生かしたレクチャーを船内プログラムに取り入れています。

クイーン・メリー2

7泊の航海日がある大西洋横断クルーズでは、洋上で唯一のプラネタリウムを使った天体ショーがあります。専門的な知識を、日本語でも万分かりやすく解説してくれるのです。無料ですが要予約。

ワインのテーマクルーズ

フランスのボルドー港を訪れるグルメな体験です。小型オーシャンクルーズ船や、リバークルーズ船で、夏から秋にかけて例年開催されています。

現地ワイナリーの講師によるレクチャーを受けたり、入港後バスで世界遺産になっているボルドーワイン名産地へ行き、シャトーで試飲会もあります。

南極クルーズ

ペンギンや青い氷河が見られる究極の自然探訪クルーズですが、じつは各界の専門家が乗船して多くの教養講座を開いてくれるのです。南極半島に到着するまでの航海日は、揺れることが多いのですが

日本人スタッフがいれば日本語通訳をイヤホンで聞けるでしょう。

  • 鳥類額(ペンギンなど南極で見られる鳥)
  • 鯨とアザラシ
  • 南極の氷や雲
  • 地質学
  • 南極基地
  • 探検家の歴史
  • 寒冷地での写真撮影

 

知識が増せば旅はさらに価値あるものになるはず。クルーズでゆっくり過ごし、心と体を「充電」してみませんか。

執筆者 | 吉田あやこ
クイーンエリザベス2世号と初代飛鳥元クルー、現職はクルーズアンバサダー。
クルーズバケーション社のコーディネーターを経て現職。英国在住30年。
クルーズガイド取材アシスタントなどを含め、世界の客船約100隻に35年の乗船経験あり。
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