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TRAVEL NOTES
クルーズ旅行記
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【第8回】寄港地では何ができるの?

2021.07.27
多くの人が気になる10大Q&A

朝、目覚めるとそこは新しい夢の世界、とクルーズファンの間ではよく言われます。寝ている間にホテルが移動して、起きたら次の寄港地が待っているのですから、まったくそのとおりですね。

ここからがクルーズのお楽しみのひとつ、寄港地観光の始まりです。

入国手続きと乗下船

国が変われば当然入国手続きが必要になります。空港ではイミグレーションと言われるブースに並んで入国手続きを行います。1時間も並ぶなんて言うのはよくあることです。

ところがクルーズの場合、並んでの入国手続きがほとんどの場合行われません。

事前に本船側が提出する書類に基づき審査されるため対面での手続きが行われないケースが多いのです。

それはそうですよね。何千人もの人間の審査ですから到着後行っていたら何時間もかかってしまいますから。

乗客は船内のラウンジやお部屋で待機し、終了のアナウンス後に下船します。接岸後、早ければ30~40分後には下船開始になります。

そうはいってもすぐ下船する必要はありません。観光にすぐに出かけたいと下船口で待機する方もいますが、ツアーに参加する方は指定された集合場所で待機します。

もちろんゆっくりしたい方は朝食を食べてからでもご自由にどうぞ。

これもクル-ズのいいところですね。時間にとらわれず自分の体調や自由意思で決めることができるんですから。

ひとつ注意事項です。寄港する国によって内容が異なりますが、船内で提供される果物類を持って下船しないようにしましょう。飛行機同様、その国の税関規則に従わないといけません。

埠頭にターミナルがある場合はギャングウェイと呼ばれるタラップを通りターミナルに入ります。ターミナルがない港の場合はギャングウェイから埠頭に降ります。

いずれも港のセキュリティエリア外にはすぐ出ることができます。

また、埠頭が小さく接岸できない港や島の場合は、船は沖合に停泊して小さなテンダーボートに乗り換えて埠頭まで移動します。

これがまたクルーズの楽しみのひとつで、移動する間に船の全景を真近に見られ絶好のシャッターチャンスです。

下船した後は今度は再乗船です。上陸後はツアー参加、自由行動、どうぞお好きな時間をお過ごしください。乗下船は何回繰り返してもOKです。

でもちょっと埠頭を散歩する、こんな場合でも朝から夕方まで上陸するといった場合でも手続きはも同じです。

自由行動でセキュリティエリアに入る場合はクルーズカードを提示するだけです。

乗船口ではあらためてクルーズカードをスキャンしてもらい、セキュリティで手荷物の検査を受けます。

ほとんどの船で、ビールなどのアルコール類は持ち込み禁止ですから気をつけましょう。

あとは果物や肉類も禁止です。フレッシュな果物をお部屋で食べたいという気持ちはわかりますが、これだけはノーです。

アルコール類は飲みたい方は船内で買ってくださいという本船側の意向です。なにせ船運賃は安いのですから売り上げに協力してあげましょう。

アルコール以外は大丈夫です。コンビニで水やジュースのペットボトルは自由です。オフで下船するクルーが、大きなビニール袋に大量の水のペットボトルを持ち込む姿をよく見かけます。

お水は船内で買うと3ドル前後です。日本の2~3倍しますのでまだ寄港地のコンビニの方が安いですね。私も寄港地では必ずコンビニ探しをして水やお菓子を買い込みます。

ちなみにセキュリティ検査でアルコール類が見つかった時は没収ではなく一時預かりになります。

下船時には返してくれますので、滞在先のホテルのお部屋で一杯!、はできます。内緒の話ですよ!

再乗船時間のリミットは通常、出航の30分前が多いですね。これを過ぎると乗船口が閉じられ置いてきぼりになる可能性があります。

乗船口でクルーズカードをスキャンしないで乗船する方も時にはいます。

30分を切ると船内で乗船していない方の名前がアナウンスされます。自分のお客さまがアナウンスされると添乗員はドキドキヒヤヒヤものです。過去何回も危ないシーンを見ています。

それから、これはアラスカでしたが、時差調整で時計を合わせるのを忘れ、1時間間違えて戻ってくる方もいました。これはよく起こります。

市街地のラッシュにあって遅れる、これも多いケースです。

理由はどうあれ再乗船時間だけは絶対にご注意を!乗り遅れた場合は次の港までご自身で移動して合流してもらうことになり、高くつきます!

国が変わる場合はパスポートがなければ移動できませんから、再発行してもらう時間を考えると、、、これも大変なことになりますよ。

寄港地でのフリータイムの過ごし方

フリータイムということは自由時間ですよね。つまり、皆さんのご自由にどうぞ!ということです。

何といっても海外ですし、初めての寄港地でどこへ行って何を楽しんだらいいんだろうと悩んでしまいますよね。

でも本船はそんな冷たいことを言うことはありません。ちゃーんと皆さんが安全に観光を楽しめるようにオプショナルツアーを用意しています。

外国船クルーズでは「エクスカーション」という英語表現になります。

出発前にお申し込みの旅行社から必ず船主催のエクスカーションツアーの資料が配られますから、出発前によく検討しておくことです。

出発前にツアーに申し込むこともできますし、乗船後の申し込みも可能です。

ただ人気のあるコースは乗船後にはすでに満席になっていることもありますから、どうしてもこのツアーに参加したいという場合は出発前の予約をおすすめします。

船は朝入港、夕方出航のパターンが多いので、ツアーは半日観光と終日観光(ランチ付)の2パターンが基本です。

料金は内容により様々ですが、半日の場合はUS$70~100ぐらい、終日の場合は$150~200ぐらいが多いと思います。

ただ、少人数で実施するツアーや高い入場料が必要なツアーの場合はさらにプラスされます。

また、セスナ機など特別な乗り物を利用したツアーでは$300~400というのもありますね。

私もアラスカで空からの氷河遊覧の経験がありますが、この感動は絶筆にしがたくお金では買えない体験ですよ。

ツアーに参加しないで自由に寄港地を散策するのもいいですね。

停泊する埠頭がその街のどこにあるのかは事前にチェクしておきましょう。

寄港地によっては徒歩で街の中心に行ける場合もあれば、車で20~30かかる場合もあります。

その場合には、ほとんどの船が街の中心までのシャトルバス・サービス(無料又は有料)を行っているので安心です。

地図を片手に街を散策して、美術館や博物館を見学するのも良し、お腹が減ったら名物料理を堪能したり、自由にショッピングを楽しむのも寄港地の楽しみですね。

ツアーでは団体行動ですからどうしても時間の制限があります。

船会社主催ツアーと旅行社オリジナルツアーの違い

船主催のツアーは外国船の場合は日本人との興味の対象が少し違います。

日本人はいろいろなポイントをまわる観光が主体になりますが、外国人はどちらかというと目的を絞って観光したり、特定の目的を持った体験型のツアーが多くあります。

テーマを絞ったコースが多く、芸術・文化・食・ショピングなどの興味が一致すれば船主催のツアーは楽しいですよ。外国の乗客とのコミュニケーションも体験できますしね。

その地の名物料理を堪能するコースに参加すると、個人ではなかなか行けない有名レストランでランチ(ディナーも)を楽しむのもいいですね。

寄港地にもよりますが、各地10~30ぐらいのコース設定がありますが、多い場合は50コース以上の寄港地もあります。

当然ですが日本語ガイドが案内するツアーは少なく、基本的には英語を中心とする外国語のガイドになります。そんな時、添乗員付きのツアーの方が安心ですね。

船のツアーにできるだけ同行して少しでもご案内するのも添乗員の役割です。ただ、実はこれは添乗員泣かせなんですよ。

外国のお客様と混乗になりますから、原則として車内では英語ガイド以外はお話ができません。うるさいと他のお客様からクレームが出てしまうのです。

ですから下車後自分のお客様を集めて要点を説明しますが、その間また別のガイディングがあって大変、聖徳太子みたいに同時に両方をすることはできませんから。

ですから添乗員付きのツアーの場合は、日本の旅行社が事前に企画したオリジナルのツアーを募集する場合が多いですね。

これですと、日本語ガイドと添乗員が同行しますので一番安心できます。

ただ参加者の人数に限りがありますので、料金が少し高めになるのが気にはなりますが、、、なにせ船主催のツアーは1000名単位のお客様が対象ですから、ある意味効率良く安い料金設定が可能になるんですね。

美術館や博物館、教会などではやはり日本語での説明はかかせません。

いずれにしても事前に勉強しておくと、実際に現地で説明を聞いても理解するのが楽しくなります。

学校で習った海外の歴史がそのまま目の当たりに体験できるのは、海外旅行の最大の魅力のひとつですからね。

いずれにしても、日本と同じように観光して廻るためには事前の準備が絶対に必要です。

日本に住んでいる私たちにとっては、海外のことを情報として簡単に手に入れることが可能な時代に生きていますが、あくまで情報です。

実際に現地での体験を通じて得られる時代感や空気感は、直接目で見て、耳で聞いて、肌で感じないと自分のものになりません。ぜひ寄港地での滞在を楽しんでください。

もちろん船内でゆったり過ごす、これもいいですね。

下船しない方のためにのお食事はビュッフェで通常と同じように楽しめますし、アクティビティなどもそれなりに行われます。

でも何もせずにのんびり過ごす、これが本当の意味で命の洗濯、なのかもわかりませんね。

執筆者 | 小林 進
クルーズ
マスター
1973年物流系の大手旅行社に入社、海外パッケージの販売促進を担当。5年後に団体営業の部署に移動、企業研修視察や国際交流基金・歌舞伎の海外公演など日本の伝統文化団体の海外交流ツアーなどを主に営業を行う。1985年からは、「友情の船」と題した小中学生のグアム・サイパンへのクルーズ研修企画をフジテレビおよびその系列の数局と10数年に渡り実施。またシニアの洋上研修なども実施しながら外国客船を利用した一般海外クルーズの企画販売にも取り組む。2001年にクルーズ専門旅行社に移り本格的に海外クルーズの企画販売を15年以上専任担当、2016年からクルーズバケーションで現在に至る。以前より若い世代のクルーズ体験や研修に注目し、大学や専門学校の研修クルーズに力を注いでいる。海外添乗・出張は200回以上、クルーズ添乗は国内外で約150回以上、世界中の客船やリバークルーズ船に乗船し訪れた寄港地は200都市以上におよぶ。(2008年日本外航客船協会クルーズマスター認定/認定番号0026)
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